化学療法(抗ガン剤治療)
ガンの治療法として、よく耳にする化学療法は、抗ガン剤を用いて、ガン細胞の発育・増殖を抑制する治療方法です。
化学療法(抗ガン剤治療)の効果
抗ガン剤治療では、何種類かの抗ガン剤を組み合わせることで効果を増強したり、その副作用の影響を減少することが可能で、1つの治療法が駄目でも、次に行う治療が効く可能性があります。
抗ガン剤治療を開始してから効果が現れるのは、普通は早くて3週間、遅ければ2ヶ月という期間がかかります。
抗ガン剤の種類
抗ガン剤は、ガンの種類によって世界的標準治療薬が数多くあり、発生部位、組織型など、ガンの種類によって異なる抗ガン剤で治療を行います。
抗ガン剤の使用量も、人により相異なり、その差は10倍にも及ぶため、至適量を丹念に探す作業が必要であり、その匙加減は非常に難しいとされています。
抗ガン剤は、薬剤耐性という問題があり、どの薬もいつかは効かなくなります。したがって抗ガン剤以外の治療法や、治療方法の選択肢数が寿命を決めるといってよいでしょう。
国内未承認の抗ガン剤について
日本国内において承認されていない、いわゆる「国内未認可薬」の抗ガン剤を輸入して治療に使用する場合、保険が適用されない自由診療となり、医療費の全額を自己負担で支払わなければならなくなります。自由診療は、厚生労働省が認めていない診療だけに保険が適用されないばかりか、全ての診療が自己負担となってしまいます。
国内未認可の抗ガン剤で継続した治療を行うためには、経済的な負担が大き過ぎるため、経済的に余裕のないガン患者にとって望む治療を受けることが出来ない絶望的ともいえる現在の医療制度に、さまざまな論議が交わされています。
抗ガン剤の副作用
抗ガン剤治療の代表的な副作用は、吐き気や脱毛、骨髄抑制などがあります。そして、抗ガン剤の心身的な副作用ともいえる、医原性精神疾患、つまり治療後のトラウマに悩まされる方も多いようです。
近年では、通常の病院での治療に加え、辛い治療に耐えてがんばっている患者の心と身体のケアや、免疫力を向上させることを目的とした代替医療を合わせた統合医療を実践する医師や患者が徐々に増えています。
